ハトムギの健康効果
2018.05.31

ヨクイニンの効果でイボが治る?ハトムギの力で肌荒れを改善できる期間と副作用

ヨクイニンはイボの改善効果が期待できます。どんなイボに効くのか、効果が出る期間や副作用の有無についてまとめました。またヨクイニンは免疫力アップやターンオーバー促進に加え、肌荒れ対策にもおすすめです。

30代の考えている女性

イボができてしまうと、見た目も触った感触も気になってしまうものですよね。とはいえイボの多くは痛みがないため、皮膚科にかかるのを先延ばしにしている人は多いのではないでしょうか。

代表的な治療方法として液体窒素での凍結療法がありますが、痛みがありそうでなかなか決心がつきません。しかし漢方薬に使われている「ヨクイニン」の内服療法が選択される場合もあります。イボの改善が期待できるヨクイニンの特徴や効果などを紹介します。

漢方薬としても使われるヨクイニンとは

ヨクイニンはハトムギの皮を取り除いた種を精製したものです。ハトムギはご存知のとおり、お茶や雑穀米に含まれるあのハトムギのこと。ヨクイニンは、中国でおよそ2,000年前から、胃もたれや食欲不振を改善する生薬として使われていました。また、美肌を維持するための民間療法としても活用されていました。

日本でも江戸時代から、膿を出したり炎症を抑えたりするほか、肌荒れやイボの民間療法として利用されています。

ヨクイニンで改善効果が見られるイボの種類

一口にイボといっても、いくつかの種類があります。皮膚科のお医者さんが狭い意味でいう「イボ」は、ウイルス性のイボ(ウイルス性疣贅)を指すことが多いようです。ヨクイニンはウイルス性のイボに効果が期待できます。

一般的なウイルス性のイボ(ウイルス性疣贅)

ヒトパピローマウイルスというウイルスの一種に感染してできます。ウイルスは、体の表面の小さな傷から体内に侵入。すると肌に「根を張った状態」になり、そこから細胞分裂を暴走させます。イボがボコッと膨れて盛り上がるのは、異常な細胞分裂によって角質が増殖したためです。

ただしウイルスに接触しても、傷や荒れなどのない健康な肌であれば、イボができることはありません。

水イボもウイルス性

伝染性軟属腫ウイルスへの感染が原因でできるイボです。表面が滑らかで軟らかく、大きさが1~5ミリと小さいのが特徴。子供がプールで感染するケースが多くみられますが、肌が触れ合ったり、ビート板の共有などの接触感染でうつります。プールの水を介してうつることはありません。

大人では、体調不良など免疫力が落ちている状態の場合、子供の水イボがうつることがあります。

ヨクイニンがイボに効果的な理由

ヨクイニンがイボの改善に効果的な理由には、

  • 免疫力の強化
  • 肌のターンオーバーの促進

があげられます。

免疫力の強化

免疫力とは、体に侵入しようとする外敵を排除する力です。ヨクイニンがどのように免疫力を高めているのかは解明されていませんが、ウイルスに対抗する作用があることが研究により最近わかってきています。

肌のターンオーバーの促進

肌は日々新しい細胞を生み出し、約28日かけて肌表面の古い角質を押し上げています。この細胞の生まれ変わりのことを「ターンオーバー」といいます。ヨクイニンには低下したターンオーバーを正常化させ、増殖した古い角質であるイボを排出する効果があります。

イボ以外に期待できるヨクイニンの効果

ヨクイニンにはイボ以外にも、ニキビや肌荒れへの効果が期待できます。

ニキビ

ニキビは古い角質によって毛穴がふさがれることから始まります。毛穴の中に皮脂がたまり、アクネ菌が増殖して炎症を起こすことでニキビができます。

ヨクイニンにはターンオーバーを促進する効果があり、毛穴の詰まりを予防。また炎症を鎮める効果によって、ニキビの予防・改善が期待できます。

肌荒れ

ターンオーバーが低下すると肌に古い角質が蓄積し、乾燥や肌荒れの原因になります。ヨクイニンは低下したターンオーバーを促し、肌をなめらかにする効果があります。

ヨクイニン漢方やサプリの効果が現れるまでの期間

ヨクイニンは解熱剤のように「飲んですぐ効く」タイプの成分ではありません。生薬や漢方薬全般に言えることですが、ヨクイニンは効果が現れるまでに時間がかかります。長期的に服用して、徐々に症状が治まるのを待ちましょう。

ヨクイニンに効果があるなら副作用もある?

ヨクイニンに大きな副作用はなく、比較的安全な成分だと言えます。しかし、肌の発疹や発赤、かゆみのほか、胃の不快感などの副作用があらわれる可能性があります。これらの症状がでたときは、内服薬を処方した医師、または薬剤師に相談してください。

妊娠中、薬を服用している方などは注意を

妊娠中の方や授乳中の方、持病があって薬を飲み続けている方は、かかりつけ医にヨクイニンの服用について相談してください。また、ヨクイニンの原料となるハトムギはイネ科の植物なので、イネアレルギーがある方は使うことができません。

まとめ

ハトムギ(ヨクイニン)は江戸時代からイボによいとして、民間治療に使われていました。即効性は低いものの、体に負担をかけずに改善させていくという長所があります。痛みのない治療をしたいという方は、まずは市販薬や、ハトムギ茶から試してみてはいかがでしょうか。 疾患によっては、健康保険も適用されるエキスや錠剤もあります。

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